樹木希林（きき・きりん）：横山とし子

１９４３年、東京、神田神保町生まれ。文学座附属演劇研究所、第１期生。64年にテレビドラマ「七人の孫」に出演し話題になる。70年代には「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などのテレビドラマに出演、その人気を不動のものとする。その後も独特の雰囲気を持つ個性派女優として、数々の分野で幅広い活動を展開している。主な映画出演作に『湖の琴』（66年／田坂具隆監督）、『はなれ瞽女おりん』（77年／篠田正浩監督）、『つるー鶴ー』（88年／市川崑監督）、『夢の女』（93年／坂東玉三郎監督）、『＜３９＞刑法第三十九条』（99年／森田芳光監督）、『ピストルオペラ』（01年／鈴木清順監督）、『Ｒｅｔｕｒｎｅｒ』（02年／山崎貴監督）、『半落ち』（04年／佐々部清監督）、『下妻物語』（04年／中島哲也監督）、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』（07年／松岡錠司監督）、『サイドカーに犬』（07年／根岸吉太郎監督）など。